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ケージ
ケージサイズなど
モルが普段生活するスペースは、あまりに狭いとストレスになってしまいます。
また、運動不足を少しでも解消するためには、
最低でも45×45cmの床の大きさは確保してあげてください
ケージから出して部屋に放して遊ばせることを考えているのなら、出入りが楽なように作られていることも重要です
体重測定などで、モルを抱っこする場合を考えると、入り口から手を入れるよりも、
天井を外して上から捕まえるほうが捕まえやすいです。
このことから、天井部分が取り外せるものがオススメでしょう
(近くに置いてあるものがケージに落下する危険のないときや、モルが脱走してしまう危険がないときは、
天井は必ずしも必要ありません)
また、モルはケージの格子部分を齧るので、格子の部分は必ず鉄製のものを選びます
モル用のケージも作ってみました。詳細は「手作りケージ」作成レポートをご覧ください
衣装ケースに付属しているフタは、換気が出来なくなるために使わないようにしましょう。
ただ、モルが背伸びをするときのことを考えると、ケース内側の高さは30cm以上あったほうが良いと思います
また、そのくらいの高さでも、何かの拍子でモルが飛び出し、脱走してしまう場合がありますから、
天井を付けておくと脱走の心配はなくなるでしょう
天井にはバーベキュー用の網を利用されるのが良いと思います。
ケースの上側にキリのようなもので穴をあけ、アルミの針金などで上手に網を取りつければ、
開閉も楽に出来ると思います
ケース飼いでは湿度も心配です。特に梅雨〜夏は湿度が多い上に、尿の量も増える時期です。
こまめにペットシーツを変えるか、床を上げ底にして、猫の砂のようなものを使ってケース内部が
湿っぽくならないように注意してください
できれば温度と湿度がすぐ分かるように温湿度計を取り付けるのが良いでしょう
それと、市販の飲み水用「給水ボトル」はケージに取り付けられるように作られているため、
ケースに取り付けるためにケース側面に穴あけ等の改造が必要になります
湿度の多い場所での飼育は、皮膚病になりやすくなったり、餌も痛みやすいため細菌性の腸炎など、
モルが危険な状態になる可能性がありますので、充分に注意してください
ケージの置き場所
人の通るような場所は避け、湿気のなるべく少ない場所に置きます(病気を防ぐ上で重要)
窓のそばに置く場合、直射日光があたらないよう必ず日陰を作り温度上昇に気をつけ、
雨が吹き込まないように注意しましょう
呼吸器の感染症などを防ぐ上でも、エアコン、ヒーターの風や外気などが直接
あたらないように気を付けしましょう
掃除
モルは「うんち」と「おしっこ」をたくさんします。できるだけ毎日、ケージの掃除をして、
なるべく清潔な状態を保つようにしてあげてください
掃除は床の敷物または「すのこ」をキレイに掃除して、残した食べ物を点検します。
尿などで濡れた牧草や食べ残しの野菜・くだものは悪い細菌が繁殖している場合があります。
もったいないと思わずに捨ててしまいましょう
そして糞尿も完全に取り除いて床全体を清潔にします
餌入れや水入れもキレイにしてあげます
梅雨〜夏の間はしっこをまめに掃除して、ケージが湿っぽくならないように注意しましょう
1週間に1度はケージを水洗いし、月に1−2度は病気防止などのためにケージの消毒をするのがいいでしょう
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床材
木製すのこがお勧め(糞尿による床の汚れを効果的に防止できます)です
金属ワイヤー製のすのこは足を挟んだり、足の裏を痛めてしまうことがあるので、使用には充分注意してください
木製すのこでも、隙間が大きいものはモルが足を挟んで思わぬ怪我をしてしまう事があるので気をつけましょう
洗い換えのためにすのこが2セットあると便利です
(ケージに付属のすのこは、別売りされている場合もあるようです。リンクコーナーでご紹介しているショップでも、
いろいろなサイズのすのこを扱っているようです)
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「小動物快適ケージ」用
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こちらは「ラビットケージ」用にオリジナルの
すのこを利用して作ったもの |
穴の開いていない部分を作ることで牧草などが下へ落ちることを防止できます。
また、冬はその下にヒーターなども入れられます
ラビットケージ用のすのこも作ってみました。「手作りすのこ作成レポート」に
まとめてあります
敷き材には乾燥牧草または木材チップを使用します(杉や松のものはアレルギーによるくしゃみ・鼻水を
起こす場合があります)
新聞紙などの紙類やペットシーツを使うときはモルが食べないような工夫が必要です。
下の写真のようなすのこを使うのも良いと思います
(紙類を食べたてしまうと胃腸に負担がかかります。
ペットシーツは絶対に食べさせないように工夫しましょう)
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これは100円ショップで見つけたプラスチック製すのこです
ジョイント式でハサミなどでカットも出来るため、ケージ床の大きさに合わせて、簡単に加工が出来ます
(木のすのこ代わりに利用されている方もいます)
詳しくは、世話コーナーの「運動」の中にある記事をご覧下さい。こちらからも
行けます |
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多頭飼いについて
メス同士は2匹またはそれ以上の多頭飼いが可能です(ただし、相性の合わない時は多頭飼いをあきらめます)
オス同士はテリトリー意識が強いために、けんかで大怪我をすることがあるので1匹ずつ別にして飼いましょう。
また、けんかを止めようとして手を出すと、噛まれて怪我をする場合があるので注意してください
(オス同士でも近くにメスがいなければ、仲良くしている事もあるようです)
つがいの場合も通常は別のケージで飼育します
追加で新しくモルを迎えたときは、病気やしらみ、ダニの感染防止と、相性を見るために、しばらくは
別のケージで飼育してください
2匹以上を同じケージで飼育していると片方が便秘などの不調の場合、発見が遅れることがあります
その他ケージ関係の小物
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給水ボトル |
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小屋:中でくつろいだり、上に乗り降りしたりして遊んでいます。捕まえるときにも中に入れば小屋ごと持ち上げ楽に捕まります
「手作りのモル小屋レポート」もあります |
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牧草フィーダー:ケージ側面に取付けて乾燥牧草が散らかるのを防止 |
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ブラシ:すのこを水洗いする時に使っています |
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ホウキとチリトリ:すのこのゴミ取り用 |
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ピンセット:餌入れに入った
ゴミを取ったり、糞を片付けたりで使用します |
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フルイ:残したペレットのカスを取ります |
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温度計:ケージ側面の見やすい場所に付けましょう |
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新しいケージが出来ました |
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ステップ:ケージの出入りの時、良くコケていたため作りました
「小動物快適ケージ」用 |
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「ラビットケージ」用
ステップ |
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「小動物快適ケージ」の天井の網を細工して2部屋へ
仕切りになる網は動かないようにしっかりと固定します |
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