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Cavy全般
(飼いかた・探す・索引・コスト・種類 歴史名前の由来特徴と知識 活動温度

モルモットは英語で「Guinea Pig」ですが、海外のモル愛好家さんたちの間では 「Cavy」が良く使われています

このコーナーでは、モルを飼い始めるときの基本的な事や、 飼育コストから特徴などのモル知識に関係した情報をご紹介しています


はじめに、、

あなたはモルモット飼育が本当に可能でしょうか?おうちに連れてくる前にもう一度だけチェックしてみませんか?
細かなことを書いてありますが、特にペットを一度も飼ったことのない方は「モルモットを 飼うまえに(本当に飼うことは可能ですか?)」を一読くださいませ
いままでにモル飼育を経験された方は読み飛ばしてくださいね


飼いかた

すぐ分かるページ」モルの飼いかた概要をリンク付でご紹介します


探す

ここでは、モルを飼おうとしたときに、ペットショップをはじめとして、ペット誌や インターネットのホームページを利用して、モルを探すポイントなどがまとめてありますので、 ご参考までにお読み下さい
モルの探し方はこちらにまとめてあります


さくいんコーナー

知りたい項目をクリックするだけで、Cavy Page内の情報がすぐわかります
―現在作成中―時間が掛かりそうなので、気長にお待ち下さいm(__)m


モルの飼育コストを追求するコーナー

餌はもちろん、ペット用品ってお金が必要ですネ・・・モルの飼育で、 少しでも家計の負担を減らせないかを試していきます
ただ、モルの生活レベルが落ちないように考えていますので、 どれだけ節約になるかは、少しずつご報告していきたいと思います

飼い始めのコストを、こちらでざっと紹介しています(いまはまだ品薄状態です)

乾燥牧草のコストを節約。「これは安上がり?牧草の大量購入レポート」もご覧ください
 

種類

大別すると3種類に分けられます
1.イングリッシュ種−短くまっすぐな毛を持ち毛の質は少し粗い
2.アビシニアン種−巻き毛、毛の質は少し粗い
3.ペルビアン種−長く非常に柔らかい毛を持つ
 

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歴史

野生種は南米ペルー及びチリのアンデス地域に住み、 昔ペルーインンディアンがその野生種を家畜にしたのが始まりのようです
1500年代にスペイン人またはオランダ船員によってヨーロッパへ持ちこまれました
その後1770年代にペットなどとしてアメリカへ渡ります

日本へは1843年(天保14年)オランダ船によって、長崎に持ちこまれました
(当時の御用絵師が描いた絵の中に、イングリッシュ種の三毛が描かれているそうです)
そのモルは江戸へ連れていかれたようですので、もしかすると大奥で飼われていたのかも知れませんね
その後の輸入で、国内でも繁殖されるようになり、明治時代になると愛玩動物として、 一部の人たちに飼われるようになりました。また、昭和になると、 一部で販売されていたと言う記録もあるようです
 

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名前の由来

はっきりとした起源は不明のものもあり、これら以外にもいくつかの説があります。 ここではCavyPageが選んだ、それぞれの由来をご紹介します

1.ギニア・ピッグ
一般的にはモルの事を、英語でGuinea Pigと言います

ギニアは、400年ほど前、南米から初めてヨーロッパへ持ちこまれたときの貿易船が、 西アフリカのギニアを経由していたための誤解からついてしまったようです。 また、ピッグについては、子豚に鳴き方や体つきが似ているためではないかと考えられています

2.モルモット
ギニアピッグのことを日本ではモルモットと言います。日本にモルが伝わった時に、 これも誤解から生まれた言葉のようですが、今ではすっかり定着しています。 もちろん、日本独自の言い方なので海外では通じません

オランダ船でモルが日本に渡ったとき、日本側の通訳にマーモットと紹介されました (当時のオランダではリス科のマーモットもギニアピッグも俗称としてマーモットと言っていたようです)
これを日本語ではマルモットとしたのですが、その後に誤ってモルモットになってしまったようです
これには、御用絵師がモルの絵を描いた時、「モルモット」と間違えて書き添えてしまい、 気がついた時にはその絵が既に幕府に渡り、訂正できなかった。との話があります

3.天竺鼠
モルモットと言う名が、通称(俗称)として広まった一方で、明治時代になると動物学会により、 動物の「和名統一」が始まります。その時に天竺鼠(テンジクネズミ)とされました

これはモルのドイツ語の意味、「海を越えて来たブタ」などを元にして、日本にあてはめると、 海の向こうの遠くにある所(天竺−インド)からやってきた、ネズミのようなもの。 と言うニュアンスからのようです

4.Cavy
海外のモル愛好家さんたちは、ペットのモルをCavyと言うことが多いです。 どちらかと言うと愛好家の間での「専門用語」的なのでしょうか、一般の方でこの言葉を知っている人は、 あまりいないようです

モルの学名はCavia porcellus(昔はCavia cobayaと言われていたそうです)。 CaviaというのはペルーインンディアンがモルをCouy(Cuy)と呼んでいたことに由来するという説があります
きっとこのあたりにCavyとなったヒントが隠されている感じです
 

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特徴・知識

大きな目は顔の横についている。視界が広いが耳が邪魔で真後ろは見えない
上唇は縦に分かれ下唇はプリッとしていて可愛いい
耳はぴんとしたものと垂れたものがある。耳の後ろに毛はない
他のペットに比べ頭が大きい割に足は短い(バランスが悪い)
後足は前足より長く、前足に4本と後足に3本の爪がある。また、前足の内側は毛がない
前歯は上2本下2本、奥歯は上8本下8本の計20本を持つ
すべての歯は絶えず伸びつづけ、食事で歯を擦ることにより一定の長さを保つ

大人の体は約22〜33cm、首は一般的に太く胴はずんぐりしていて尻尾はない
生後1年の体重はオス約950−1200g メス約700−850g
体温は約38.9−40.0度

鳴いたり歯をこすり音を出すチャッティングノイズでコミュニケーションをする
興奮したときや嬉しいときに飛び跳ねる「ポップコーンジャンプ」と言う行動をする
妊娠・出産が容易なため、オスとメスを同時に飼う時は別のケージで飼育する
生まれた時にはすでに毛も生え歯もあるミニチュアモルで、すぐに歩き回ったり食事をすることができる
授乳期間は2〜3週間でその授乳により母体から成長に必要な成分や抵抗力を高める成分を受け取る


完全な草食動物である。水もよく飲む
ビタミンCを必要とし、食事により摂取する

一般的に動作が活発
警戒心が強いため人の気配があるとあまり目を閉じない。また、「まばたき」もほとんどしない

糞尿の量は多い(尿は臭いがある)
糞に含まれる栄養や腸内細菌などを再利用するために定期的に糞を食べる「食糞」をする
体臭はほとんどない(発情したオスは独特な臭いを発する)
暑くても汗をかくことや犬のように舌を出し体温調節することが出来ず、主に尿の排出によって体温を下げる


・こんなこと知ってどーするモル知識
モル乳の位置はヘソより下にあるんです

99年末にテレビでオーストラリアのモルクラブがクリスマスの集いをしている様子をニュース放送。トナカイの角を付けた短毛モル等が出演していた。NHKとフジテレビ等で放映。−コスプレのモル・・皆さんもいかが?

南米の一部では現在でも食用とされている。そのためテレビの南米の紹介(ドキュメントや旅番組)は見ないほうがいいです

1969年に世界中で86万9千匹が研究用、1千匹以上がペットとして売られた

尿のpHは約9のアルカリ性(健康な人の尿は約6−6.5の弱酸性)

小腸の長さは約125cm

通常モルモットまたはギニア・ピッグと呼ばれ、海外のモル愛好家さんの間ではCavyが使われています。日本語にすると"けいびー"または"ケビー"でしょうか
たとえば、知人にモルモット飼ってるって言うと、相手が「あの実験動物の?」とか「ハムスターの大きいやつね・・」挙句の果てには「あんたブタ飼ってるの?」なんて言われてショックだったことありませんか?
そんな時のためにも「けいびー」と覚えていてください

「Origin of "guinea pig" name is vague. Common name used by fanciers is "cavy".」
Washington University's NetVetより引用

「A CAVY (pronounced "K-V") is a domestic guinea pig, enjoyed by generations of pet lovers as an affectionate and interesting companion.」
The American Cavy Breeders Associationより引用

海外の愛好家はオスモルをオスブタ(boar)、メスをメスブタ(sow)と呼びます、きっと海外で豚はコンパニオンアニマルの位置にあるようです


あなたが持っているモル情報もCavy pageへ載せて見ませんか?
テレヒで見たよとかこんな病気にかかっちゃった。その他モルに関するものならなんでも!
あなたの情報が、他のモル飼いさんたちの参考になります

めざせモル国勢調査・ご長寿モルの会
 

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活動温度

気温17−24度が最適温度(スキニーは24−26度)です
24−29度くらいになると体温上昇を抑えることもあり、食事・毛繕いなどが減って 床に寝そべったままになることが多くなります(個体により差があるようですが・・)
気温が32度をこえると危険(妊娠しているモルや高齢モルは特に危険)ですので気をつけてあげてください
13度以下では子供のモルは成長不良になる可能性があると言われています
湿度は40〜60%(50%が最適)が適しています



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