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血尿の情報

モルモットの血尿は比較的起こりやすいと言われています。もし、あなたのモルちゃんが、血尿のような 尿をしてしまったら、このページを参考にしてみてください


1.血尿かな?と思ったら

ケージの床や床材についた尿に、赤いものが混ざっていたり、ピンク色の尿があるときは血尿の疑いがあります

血尿を見つけたとき、モルの様子が変だったり、尿をするときに痛がっている場合は、すぐに病院へ連絡し 連れて行きましょう

モルの様子がいつもと同じ時は、コピー紙や白色の広告を敷いた小型のカゴに入れて、確認のために尿をするまで 待ちます
(このとき、水分の多いレタスなどを少量与えると尿の確認が早く行えます)
次に出た尿が正常であれば再び血尿が出ないか、しばらく様子を見てから病院へ相談します

ただし、次の場合は尿が赤っぽく見えることがありますので気をつけましょう
・食べたものの色素成分が出て尿全体が赤く見える
・尿と同じ場所に糞があるときに、糞の色が出て赤黒く見える

また、モルの体を持ち上げて、尿が出てくる場所の付近に外傷がないかを調べることも重要です

小さな結石の排出などによる一時的な血尿の場合は、尿路に出来た傷から感染症を起こす可能性があるために、 病院へ相談することをお勧めします

血尿が続くのなら、それが次のどの状態か見て病院へ連絡しましょう
・透明な尿に赤インクをたらしたように見える
・透明な状態で全体が赤く染まる
・白い尿で赤いものが混ざる
・白い尿に混ざった状態で、ピンクに見える
同時に、排尿の時に痛がっていないか(瞬き、目を細める、鳴くなど)を良く観察して病院の診察時に 医師さんに伝えます

病院によっては、尿を検査してくれるところもあります。病院の指示に従って尿を持参しましょう (通常は床に溜まった尿を、スポイトか小型の注射器で採尿し、そのまま持参します
量は0.5ccくらいあると正確に検査できるようです)

また、血尿と同時に石が排出される事もあるので異物の混入(砂粒程度の大きさ)が無いか見てみましょう

尿に赤い色が出ていない場合でも血液成分が出ている場合もありますので、体調がおかしいときには 採尿も必要な場合があります



2.血尿の治療

病院での治療法は、主に抗生物質などを投与して尿路などの感染を防ぎ、炎症を抑えます

小さな結石の排出などが原因での尿路出血や膀胱炎等の場合は、薬によって血尿は徐々に治まるでしょう。 病院の指示に従って薬を与えます
もし、尿路に結石が残っている場合には、血尿を繰り返すことがあります。または、完治したと思っていても 暫くすると再び血尿が出ることもあります
この場合は、病院で触診による確認を行ったり、レントゲンや超音波による検査を行って結石の有無を 調べなくてはなりません

不幸にも、自然排出できないほどの結石が見つかった場合は、手術で摘出することも可能です。 しかし、手術には危険もあり手術後のケアも大変な事を覚えておきましょう

病院によっては結石の犬猫に「漢方薬」を用いて治療する場合もあるようです。モルモットには応用されて いないのですが、抗生物質を避けたいときには有効な治療法のひとつだと思います
(現在、うちの仔の血尿治療に「漢方薬」と「クランベリー」を使っている所ですが、経過は良好なようです。 もし、血尿でお困りの場合はメールでご連絡下さい)
クランベリーを使った食餌をこちらで紹介しています


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