■--ラベンダーは食べれる? >>>そら -- 2006/02/15-21:41..No.[4544] |
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こんにちわ、そらです。 庭に、ラベンダーが咲いておりますが、モルモットに食べさせても、大丈夫でしょうか? |
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>>> ゆきお&よしおのぬし -[URL] -- 2006/02/16-22:36..No.[4546] | |||
そらさま、はじめまして。 ラベンダーですか・・・ 「わたくしならば」ですが「あげません」 しそ科ですし、害があるものではないと思います。 とはいえ、草食の家畜の飼料として一般的なものではありません。 チモシーやアルファルファその他の牧草は、栄養価やモルモットに対する毒性(もちろんありません)などがきちんと調べられています。 その結果、 「この種類の牧草は飼料として栄養的に十分価値があり、毒性もないから食べさせて大丈夫」 ということでモルモットのご飯になるわけです。 さて、ラベンダーは、となりますと(私の知る限り)栄養価や毒性などは研究されておりません。 (私一応畜産分野の端くれにおりますが、その他牛、馬など草食の家畜に対しても調べられているという話は聞いたことがありません) そしてさらに、 「調べられていない=無害」 ということではなく、 ラベンダーは飼料としての価値が「ほとんどない」ので、調べられていない、それだけなのです。 ということから、不安要素が多いと思うのです。 それに、ラベンダーを食べさせるメリットもほとんど考えられません。 花の香りがよいのを喜ぶのは人間だけでしょうし、 ラベンダーに特有でモルモットに必須の栄養素がある、ということはないのではないかと思います。 以上のことから、わたくしとしては 「やめたほうがよいのではないですか?」 というお返事を差し上げます。 もちろん、どなたかモルモットにラベンダーを食べさせたことがある、 という方いらっしゃいましたらぜひご教示ください。 私、夏にラベンダーがきれいな北海道に住んでおりますので・・・。 長文失礼いたしました。 何かお役に立てていただければ幸いです。 | |||
>>> char -- 2006/02/17-00:07..No.[4547] | |||
そらさん、ゆきお&よしおのぬしさんこんばんは。 うちにある「ペットのためのハーブ大百科」という本を見たところ、ラベンダーには、 薬効として 「抗うつ作用、抗菌作用、収れん作用、鎮痛作用、抗痙攣作用、強壮作用」があるそうです。 また作用部位としては 「皮膚、神経系、気道、関節」とあります。 使用法としては、 1)アロマセラピーとして(つまり香り)使う→緊張・興奮状態あるいは攻撃的なの動物を落ち着かせる。 2)エッセンシャルオイルを数滴垂らした水を蒸発器やアロマポットに注ぐ→咳や気道感染の治療(気道を開き、肺のバクテリア繁殖を抑える ) 3)30mlのアプリコットカーネルオイルorアーモンドオイルに10滴のラベンダーエッセンシャルオイル→関節のこわばり、炎症、疼痛、虫刺され。(混合オイルを幹部にたっぷり塗ってマッサージする。) 等々・・・・と色々効果的なものがあるようですが、残念ながらいずれも食べさせる。というものではないようです。 そして何より注意書きとして「ラベンダーに含まれる揮発性オイルは、動物の肝臓や腎臓に非常に強い作用があるので、経口投与は避けたほうがよく、また、希釈していない高濃度のエッセンシャルオイルを皮膚に塗ると、炎症を引き起こすことがあります。」とあります。 この本の内容は、モルモットに限らず、動物全般に対して書かれているようですが、いずれにしろ、食べさせるのはあまり賢明ではないと思われます。 私も本を読んだだけのハーブの専門家では全くないので、あまり詳しいことはわかりませんが・・・。 お部屋で一緒に香りを楽しむ程度にたしなむのがよろしいのではないでしょうか? 長々とすみませんでしたが、参考になれば幸いです。 | |||
>>> さくら -- 2006/02/17-05:41..No.[4548] | |||
アロマのラベンダーオイルはティーツリーと並んで、直接皮膚につけても良い2大オイルとして知られています(体質にもよりますが、傷に直接つけて消毒薬のかわりに使います)。 沐浴をさせるときにティーツリーを入れてるという書き込みは何度か見たことがあるので、殺菌作用もあるし沐浴をさせるときにお湯にいれるのはいいかもしれませんねー。 | |||
>>> そら -- 2006/02/17-16:25..No.[4550] | |||
みなさん、大変ご丁寧なアドバイスありがとうございました。 庭で遊ばせるときには、ラベンダーには柵をかぶせて、食べないようにしたいと思います。 | |||